成長の途中だった大谷翔平選手 News Letter No.7
日本中を興奮の渦に巻き込んだ、侍ジャパンWBC優勝!
野球のみならず、スポーツ全般ほぼ観戦はしない私ですが、いや~すっかり興奮、前のめりで見入っちゃいました📺👀みなさんが忘れられないゲームは、準決勝?決勝?それとも1次ラウンド~全試合でしょうか?私は、1次ラウンドのどのゲームだったか忘れましたが、ちょいとTVのザッピングをしたら、ダグアウトの栗山監督が映り「この人、ずいぶん選手を信用してるな…」と直感的に思い、その後すぐにチャンネルを変えてしまいました(笑)1次ラウンド突破以降の快進撃は、みなさんご存じの通りで、私はいつも朝ご飯を食べながら、翌朝の情報番組で結果を知り、だんだんはまっていってしまった…という口です。試合は再放送を視ました。各選手の活躍を私ごときが言うのはおこがましいのでしませんが、やはり大谷翔平選手は規格外のようです。
で、すっかり前置きが長くなりましたが、選手を信用しきっていた栗山英樹監督と大谷翔平選手とのエピソードを読んでいましたら「大谷翔平選手は日ハム入団後のメディカルチェックのX線で『骨端線』がはっきりと写り、二刀流として育てたい球団はトレーニングや育成法に慎重を極めた」という記事を目にしまして、“あの”大谷選手がプロ入団時はまだ成長途中の少年だったのかと、ちょっとほっこりしてしまいまして、今回はその『骨端線』をテーマにします。
成長に大きく関係する骨端線とは
骨端線とは
骨端線とは骨の中央部と骨端にある軟骨部分で、この部分の細胞が活性化し硬くなることで骨が伸びる、つまり成長するのです。だいたい、男性は17歳くらい、女性は15歳くらいで成長が止まり、身長が止まるといわれています。
骨端線が成長しているいわゆる伸び盛りの時にスポーツやトレーニングをしていると、まだ硬くないやわらかい骨の骨端線に負荷がかかり痛みや成長障害を引き起こしてしまうことがあります。
サッカーなら足首や足の外側、野球なら肩や肘を傷めることが多いです。痛み始めは休んだり冷やすと一時的に痛みが軽減しますが、無理に継続すると、後々身体に影響することが考えられ、トレーニングの見直しが必要になります。
こういったことから、二刀流として育てたい日ハム球団は大谷翔平選手のトレーニングに慎重になった…ということなのです。もし、高校卒業後すぐにメジャーに行っていたら、あちらのトレーナーはここまで大谷翔平選手を大切にしてくれただろうか?と思うと、日ハムに育ててもらってからのメジャーデビューは正解だったと言えます。
東洋医学における骨とは
さて、東洋医学では骨は「腎」が司どっているとされています。腎は、西洋医学でいう腎臓そのものを意味するのではないのですが、考えは腎臓、特に副腎の働きと似ています。腎は成長や発育などのエネルギーを貯蔵するところと考えられており、年を取るにつれてだんだんと衰えていきます。中高年の骨粗しょう症や高齢者の圧迫骨折は、東洋医学の考えでも矛盾はしません。
生まれたばかりや若い人は、腎の気が旺盛なので骨が成長する…ということなのです。
この春、新しく運動部に入り体を傷めてしまうことがあると思います。不慣れなトレーニングだからかも?と我慢などせず、顧問や整形外科医に相談し、症状に適したトレーニングを行い、心身ともに成長できるようにしましょう!
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